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芸術

【書評】最高のビジュアル建築用語辞典『世界の名建築解剖図鑑』

タイトルから世界の名建築を紹介する本だと思いがちですが、どちらかというと「西洋建築用語ビジュアル辞典」と呼んだ方が正確かもしれません。表紙のように、ある建築物やその一部を取り上げて、構造、パーツ、材料などにつけられた用語と、その解...
芸術

【書評】ディズニーランド好きの必読書『Walt Disney’s Disneyland』

タッシェン(Taschen)というドイツのアート系の出版社から出ているディズニーランドのビジュアル歴史解説書です。残念ながら日本語訳は出ておらず洋書のみです。ですが、ディズニーランド好きでこれを読んでない人は今すぐ買って欲しいです...
哲学

【書評】存在としての存在の研究『形而上学』アリストテレス

言わずと知れた古代ギリシアの大哲学者アリストテレスの代表作です。彼の研究は広範囲におよんでいて、物理学、心理学、生物学、倫理学、政治学、論理学、などなど、あらゆる学問を追求した恐ろしい程の天才です。その中でも、本書のテーマ...
芸術

【書評】『ルパン三世 カリオストロの城 スタジオジブリ絵コンテ全集第II期』宮崎駿

宮崎駿監督の劇場アニメ『ルパン三世 カリオストロの城』の絵コンテ集です。「絵コンテ」はアニメの作画にに入る前に作られる設計図で、簡単な絵とカットの説明、それからセリフが書かれています。簡単な絵と言いましたが、宮崎駿監督の絵コンテに...
心理学

【書評】『情報を正しく選択するための 認知バイアス事典』情報文化研究所

人間が外部の情報を認識する際に、脳が情報の質や量を歪めてしまうことを「認知バイアス」と言います。本書は数ある認知バイアスを3つの研究分野(論理学、認知心理学、社会心理学)ごとに整理して、60種類を事典形式で紹介しています。認知...
芸術

【書評】『仕事と人生に効く 教養としての映画』伊藤弘了

大学で映画について教えている著者が、映画の見方を基礎から教えてくれる本です。映画を無心で楽しむだけではなく深く考えて読みとくことで、人生が豊かになり、さらに仕事にも生かせる部分があるというメッセージが書かれています。映画の歴史...
文学

【書評】『一九八四年〔新訳版〕』ジョージ・オーウェル

イギリスの作家ジョージ・オーウェルが1949年に著したSF小説の傑作です。時は1984年、「ビッグ・ブラザー」という指導者をトップに置く一党独裁国家オセアニアの一部であるロンドンが舞台です。国民の監視、歴史の改ざん、思想教育な...
哲学

【書評】知性に基づく生活こそ最大の幸福『二コマコス倫理学』アリストテレス

古代ギリシアの哲学者アリストテレスの代表作です。アリストテレスは自然学、論理学、政治学といったあらゆる学問分野に通じた「万学の祖」と言われるスーパー哲学者です。本書はその中でも「倫理学」の分野について書かれた本です。人間の...
哲学

【書評】能力による差別『実力も運のうち』マイケル・サンデル

人種や性別による差別なく、誰もが努力と才能によって成功することができる社会。そう聞くと何の疑いもなく、素晴らしいことだ、そういう社会を目指すべきだと思うのが普通でしょう。サンデル教授はそんな一見「正しい」考え方に潜む差別の問題が浮...
実用書

【書評】認知科学で本物の英語力をつける『英語独習法』今井むつみ

人間の脳は注意を向けていることには意識を集中して知覚しますが、逆に集中していないものはとっことん知覚できないようにできています。その注意力をどこに向けるかの基礎となっている知識のシステムを、認知科学の世界では「スキーマ」と呼ぶそう...
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