社会問題

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【書評】『インド残酷物語』池亀彩

世界有数の大国として驀進するインド。その13億人のなかにひそむ、声なき声。残酷なカースト制度や理不尽な変化にひるまず生きる民の強さに、現地で長年研究を続けた気鋭の社会人類学者が迫る。日本にとって親しみやすい国になったとはいえ、イン...
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【書評】『無理ゲー社会』橘玲

〈きらびやかな世界のなかで、「社会的・経済的に成功し、評判と性愛を獲得する」という困難なゲーム(無理ゲー)をたった一人で攻略しなければならない。これが「自分らしく生きる」リベラルな社会のルールだ〉www.amazon.co.jp ...
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【書評】人類の遺伝子はスマホに適応していない『スマホ脳』

スマホがいかに脳に悪影響を与えるのかを示す最新の研究結果が数多く紹介されています。うつ、集中力の減少、睡眠障害、幸福感の現象、などなど。普段何げなくスマホを長時間眺めている身にとって、かなり衝撃的な内容でした。一方で本書のさらに面白いとこ...
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【書評】ケーキが切れた後の話『どうしても頑張れない人たち』宮口幸治

前作『ケーキを切れない非行少年たち』で、非行の原因として軽度な認知機能の障害があるという新たな視点を示した著者の続編です。今回は非行少年を支援する際に課題となる、どうしたら頑張ってもらえるのか、というモチベーションの問題を語っています。前...
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【書評】認知障害が犯罪を引きおこす『ケーキの切れない非行少年たち』宮口幸治

児童精神科医である著者が非行少年たちの支援を経験してきた中で発見したこと。それは問題を抱えた少年たちが脳の認知機能に問題があり、それによる抑制のきかなさや社会生活への不適応が原因で犯罪や非行に走っているということです。従来の非行少年への支...
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