経営学

心理学

【書評】『NOISE ノイズ』ダニエル・カーネマン他

組織やシステム内で発生する判断のばらつき、「ノイズ」。個人のバイアス(認知の偏り)と比べて見過ごされがちだが、時に甚大な悪影響を及ぼす。保険料の見積もりや企業の人事評価、医師の診断や裁判の判決など、均一な判断を下すことが前...
経済

【書評】『だから僕たちは、組織を変えていける』斉藤徹

この本は、現状に違和感を持ち、組織やチームを変えたいと思う人に向けて、これからの時代にふさわしい組織像と、実践的な変革メソッドを紹介します。最も重視しているのは「関係性の質」です。ここが変わることで、チームの「思考」が変わり、「行...
経済

【書評】『コンテナ物語』マルク・レビンソン

それは1人のトラック運送業者の挑戦から始まった―。巨大化するコンテナ船、巨大化・自動化する港湾の行方は?www.amazon.co.jp 感想 現在、中国やベトナムなどで作られた安い製品が日本中どこでも買えるのが当たり...
技術

【書評】日本不在の革命『フードテック革命』

テクノロジーの進化が私たちの生活を日々変えていっていますが、「食べ物」についても例外ではありません。過去、限られた素材を各家庭で調理していた時代から、素材が工場で加工されてから食料品店に並ぶようになり、様々な加工品が長期保存できる状態で買...
経済

【書評】楽しく読めるビジネス入門『経営学大図鑑』

DK社の社会学系の図鑑シリーズの経営学編です。経営学という学問についての本というよりは、ビジネス実用書のエッセンスを詰め込んだ楽しい読み物といった感じです。このシリーズは、学問の発展を歴史の流れを追って解説するスタイルが多いのですが、本書...
経済

【書評】創作の裏のお金の話『PIXAR(ピクサー)』ローレンス・レビー

著者は、アニメーション制作会社のピクサーで1994年から最高財務責任者を務めました。創作の裏にある、ピクサーの事業としてのお金に関する物語が語られています。クリエイティブな創作集団としてのピクサーについては本もいくつか出ており、広く語られ...
経済

【書評】ビジネス本10冊分の価値がある『世界標準の経営理論』入山章栄

本書は経営学を理論の視点から網羅的に解説した「世界初」の本だと著者は語ります。経営に関する本はたくさんありますが、その全てがビジネスで起こる「現象」に着目しています。戦略、イノベーション、人事などの現象を取り上げ、それに対して分析したり、...
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