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【書評】最高のビジュアル建築用語辞典『世界の名建築解剖図鑑』

タイトルから世界の名建築を紹介する本だと思いがちですが、どちらかというと「西洋建築用語ビジュアル辞典」と呼んだ方が正確かもしれません。表紙のように、ある建築物やその一部を取り上げて、構造、パーツ、材料などにつけられた用語と、その解...
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【書評】ディズニーランド好きの必読書『Walt Disney’s Disneyland』

タッシェン(Taschen)というドイツのアート系の出版社から出ているディズニーランドのビジュアル歴史解説書です。残念ながら日本語訳は出ておらず洋書のみです。ですが、ディズニーランド好きでこれを読んでない人は今すぐ買って欲しいです...
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【書評】『ルパン三世 カリオストロの城 スタジオジブリ絵コンテ全集第II期』宮崎駿

宮崎駿監督の劇場アニメ『ルパン三世 カリオストロの城』の絵コンテ集です。「絵コンテ」はアニメの作画にに入る前に作られる設計図で、簡単な絵とカットの説明、それからセリフが書かれています。簡単な絵と言いましたが、宮崎駿監督の絵コンテに...
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【書評】『仕事と人生に効く 教養としての映画』伊藤弘了

大学で映画について教えている著者が、映画の見方を基礎から教えてくれる本です。映画を無心で楽しむだけではなく深く考えて読みとくことで、人生が豊かになり、さらに仕事にも生かせる部分があるというメッセージが書かれています。映画の歴史...
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【書評】これほど迅速に人気を博した芸術形態があったか?『世界シネマ大事典』

古今東西の映画の歴史を網羅的に解説してくれる貴重な本です。網羅的と言っても、「事典」というほど多くの作品を掲載しているわけではありません。掲載する映画の本数よりも、その時代の映画の状況をテーマごとに解説することに重きを置いている印象です。...
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【書評】王道漫画の描き方『荒木飛呂彦の漫画術』荒木飛呂彦

傑作漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の作者である荒木飛呂彦が、漫画の描き方を解説してくれるハウツー本です。ジョジョは、あの独特の絵柄から「異色作」と思われがちですが、意外にも著者はジョジョをはじめとする彼の作品が実は自身が考える「王道漫画」の...
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【書評】社会的・政治的含蓄に富んだ対話『FASHION 世界服飾大図鑑』

ファッションに興味がある人もない人も、服を着ない日はほぼありません。一方で、それだけ身近な服の歴史について触れる機会はなかなかありません。今着ている服が、どんな社会的・政治的な歴史を経てその形や素材に行き着いたのか。本書は、そんなことを考...
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【書評】最強の美術鑑賞入門書『世界アート鑑賞図鑑』

絵画などの美術作品にはこれまであまり親しみがなかったのですが、一度は広く浅く美術の基礎知識をつけておきたいなと思い立ち、入門書を探してみました。網羅性、ボリューム、図版の数、値段などなどを見て、本書を購入してみました。結果は大正解。狙い通...
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【書評】観客巻き込み型映画への批判『アニメーション、折りにふれて』高畑勲

2018年に亡くなられた、ジブリの高畑勲監督のエッセイ集です。監督は『火垂るの墓』や『かぐや姫の物語』などのいくつもの名作を残されてきました。その過程で考えたことや出来事が様々なテーマが語られています。日本文化、日本語、アニメの作り方、一...
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【書評】ディズニー好きの必読書『ウォルト・ディズニー 創造と冒険の生涯』ボブ・トマス

作品やテーマパークが世界中で大人気のディズニーですが、その人気の高さの割には、創業者ウォルト・ディズニーがどういう人だったかを知っている人は意外と少ないのではないでしょうか。本書はウォルトが生まれてから亡くなるまでの人生を詳細に描いた伝記...
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