経済

経済

【書評】『だから僕たちは、組織を変えていける』斉藤徹

この本は、現状に違和感を持ち、組織やチームを変えたいと思う人に向けて、これからの時代にふさわしい組織像と、実践的な変革メソッドを紹介します。最も重視しているのは「関係性の質」です。ここが変わることで、チームの「思考」が変わり、「行...
経済

【書評】『図解インド経済大全』

本書は、インド研究者、またインドを専門とする実務家ら総勢34人の編者・執筆者が結集し、インド経済と関連する事項を解説する。第1部は経済に陰に陽に影響を与える政治や社会、文化なども幅広くカバー、充実した記述で理解を深められる。第2部...
経済

【書評】『コンテナ物語』マルク・レビンソン

それは1人のトラック運送業者の挑戦から始まった―。巨大化するコンテナ船、巨大化・自動化する港湾の行方は?www.amazon.co.jp 感想 現在、中国やベトナムなどで作られた安い製品が日本中どこでも買えるのが当たり...
経済

【書評】経済学の前提を疑う『予想どおりに不合理』ダン・アリエリー

古典的な経済学の入門書を開いてみると、結構難しい数式とグラフが並び、なんとなく数学的に厳密な学問なんだろうな、という印象を受けます。でもその議論の土台にはかなり大雑把な前提があって、「合理的経済人」と呼ばれています。取引を行う人間...
経済

【書評】発展の最大の要素は人『ルワンダ中央銀行総裁日記』服部正也

1965年、日本銀行員だった著者が突然アフリカの発展途上国であるルワンダの中央銀行総裁に就任し、破綻寸前のルワンダ経済を立て直すというお話です。これがまた映画のように熱い展開で、語り口は淡々としているにもかかわらず、あまりの面白さに引き込...
経済

【書評】徴税は支出の後に生じる『MMT現代貨幣理論入門』L・ランダル・レイ

MMT(現代貨幣理論)は、貨幣、税金、財政赤字などについての一般的なイメージを180度変えてくれる画期的な理論です。でも、それは常識を覆すとんでもない理論なんかではありません。その説明はあまりに明快でシンプルで、一度聞いてしまえば「まあそ...
経済

【書評】日本は財政赤字を増やすべき『奇跡の経済教室』中野剛志

『経済学大辞典』を読んで、最新の経済学についても知りたいな、と思って手に取った本です。が、まさかここまで自分の常識がひっくりかえされるとは思ってもみませんでした。本書はMMT(現代貨幣理論)をベースにして、主流派経済学の理論と、それをベー...
経済

【書評】楽しく読めるビジネス入門『経営学大図鑑』

DK社の社会学系の図鑑シリーズの経営学編です。経営学という学問についての本というよりは、ビジネス実用書のエッセンスを詰め込んだ楽しい読み物といった感じです。このシリーズは、学問の発展を歴史の流れを追って解説するスタイルが多いのですが、本書...
経済

【書評】経済の仕組みは解明できるのか『経済学大図鑑』

このところDK社の社会科学系の図鑑シリーズにはまってるのですが、今回は経済学がテーマの一冊です。このシリーズおなじみですが、図鑑と言っても最新の経済学の理論を並べていくわけではありません。古代ギリシアから始まる経済学の歴史の中で提唱された...
経済

【書評】創作の裏のお金の話『PIXAR(ピクサー)』ローレンス・レビー

著者は、アニメーション制作会社のピクサーで1994年から最高財務責任者を務めました。創作の裏にある、ピクサーの事業としてのお金に関する物語が語られています。クリエイティブな創作集団としてのピクサーについては本もいくつか出ており、広く語られ...
タイトルとURLをコピーしました