医学

科学

【書評】メンデルからゲノム編集まで『遺伝子―親密なる人類史』

がん研究者である著者が、遺伝学の発展の歴史を過去から未来まで、科学者たち一人ひとりのエピソードも交えて書ききった大著です。メンデルとダーウィンが遺伝学の基礎を切り拓いたところから始まり、ナチスの優生学、DNAの二重螺旋構造...
科学

【書評】最も正しそうな健康法『不老長寿メソッド』鈴木祐

今も昔も、アンチエイジングや健康法についての膨大な情報が本やインターネットに溢れかえっています。その中から本当に信頼できる手法を選択して、さらに実践に移していくとなると、至難の業です。でもはっきり言って、この本はその難しい問い対する答えを...
科学

【書評】21世紀の病気と微生物の関係『あなたの体は9割が細菌』A・コリン

健康にとって腸内細菌が重要だという話は、日々よく耳にします。でもそういった微生物は、あくまで自分の体に影響を与えている「外部」のものだというイメージを持っていました。本書を読んでそのイメージが180度変わりました。微生物は人間の体に影響を...
科学

【書評】若返り薬がSFではなくなる『LIFESPAN ライフスパン』デビッド・A・シンクレア

老化を防ぐどころか、若返ることができる薬や治療法が、遠くない未来に実現する(!)。そんな内容の本だと聞いたら、それは良くてSFかファンタジー、もしくは怪しげな新興宗教か何かの本なんじゃないのか?と疑いたくなります。ところが、本書でそんな主...
科学

【書評】見えない恐怖 vs 科学『人類と感染症の歴史』加藤茂孝

今、新型コロナウイルスによって世界中が混乱しています。医学の発展によって、日常ではほとんど感染症の恐怖を実感することがなかった私たちにとっては、とてもショッキングな事態です。一方で、近代になって感染症をひきおこす細菌やウイルスが発見される...
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