哲学 【書評】『Humankind 希望の歴史』ルトガー・ブレグマン 近現代の社会思想は、”性悪説”で動いてきた。〜中略〜 また”性悪説”を裏付けるような心理学実験や人類学の調査がなされてきた。〜中略〜 だが、これらは本当か。著者は、”暗い人間観”を裏付ける定説の真偽を確かめるべく世界中を飛... 2021.12.02 哲学
心理学 【書評】『情報を正しく選択するための 認知バイアス事典』情報文化研究所 人間が外部の情報を認識する際に、脳が情報の質や量を歪めてしまうことを「認知バイアス」と言います。本書は数ある認知バイアスを3つの研究分野(論理学、認知心理学、社会心理学)ごとに整理して、60種類を事典形式で紹介しています。認知... 2021.08.16 心理学
社会 【書評】進化論が示す性善説『ブループリント』 人間は生まれながらにして善であると古代中国の思想家である孟子は説きましたが、本書の主張はまさに「性善説」です。面白いのは、その主張が哲学ではなく、社会学的な実証データと進化論によって科学的に示されていることです。人類は利他的な社会を作る遺... 2020.11.11 社会