歌川広重が安政3年(1856年)から制作した傑作「名所江戸百景」。現代の東京を散歩しながら、同じアングルを探して写真におさめみました。
43景 日本橋江戸ばし
橋の欄干がどアップで配置され、右下に魚売りの魚だけがちらりと見えるこのレイアウト、今見てもおしゃれすぎです。江戸時代の人のセンスとは思えないです。日本橋の上から、下流側の江戸橋を望んでいます。魚は鰹だそうで、江戸の人は初鰹が大好きで、大金をかけてゲットしていたそうです。
これまた首都高が存在感を見せる現在の日本橋は、魚を買う人ではなく観光客でにぎわっています。道端に道路元標が展示されていますがレプリカで、実物は道路の真ん中にあります。今、この首都高の地下化が検討されているそうです。個人的には税金をつぎ込んだとしてもぜひ実現して欲しいですね。
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