【名所江戸百景の今】24景 目黒新富士

名所江戸百景の今

歌川広重が安政3年(1856年)から制作した傑作「名所江戸百景」。現代の東京を散歩しながら、同じアングルを探して写真におさめみました。

24景 目黒新富士


25景の目黒元富士の7年後に作られたのが新富士です。麓には三田用水が流れていて桜が咲いています。短い登山道なのに中腹に祠を作るセンス、ミニチュア感がとても良いですね。今はもう山はなくなっています。整地されてマンションが建っていますが、マンションの間の細い路地を進んだ先、新富士跡地の隣には小さな公園があります。そこからは、なんとビルに隠れて富士山が半分くらい見えています!その左側には大山もしっかり見えます。都心で地面に立って富士山や大山を見られる場所はそうありません。感動です。

参考図書

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