2021年末時点の映画とアニメの個人的オールタイムベスト10です。
映画
- バック・トゥ・ザ・フューチャー
- 東京物語
- メリー・ポピンズ
- 風と共に去りぬ
- 素晴らしき哉、人生!
- タクシードライバー
- 第三の男
- アラビアのロレンス
- ウエストサイド物語
- アパートの鍵貸します
バック・トゥ・ザ・フューチャーは純エンタメ作品ではありますが、その脚本の完成度と、個人的に少年時代からの大ファンということもあり、1位の座は揺らぎません。
今年観た作品は、まず『素晴らしき哉、人生!』です。過去を変えた時のifを見せる展開は、私が一番好きな映画であるバック・トゥ・ザ・フューチャーの2に影響を与えていそうです。家族のために夢を捨てた主人公の心理は、アニメの方で挙げる『オトナ帝国』のヒロシにも通じるところがある気がして面白いです。
もう一つは『アパートの鍵貸します』です。1960年の作品ですが、倫理的にも攻めてるのも含めてラブコメとして完成されています。小道具などを使った伏線をはりながら絶妙に回収していく演出も見事です。
アニメ
- 機動戦士ガンダム
- この世界の片隅に
- 母をたずねて三千里
- 風立ちぬ
- トップをねらえ!
- ルパン三世 カリオストロの城
- 王立宇宙軍 オネミアスの翼
- 少女革命ウテナ
- クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲
- うる星やつら ビューティフルドリーマー
今年はトップをねらえ!が劇場再公開があり、初めて鑑賞しました。オタクっぽい外観からB級っぽさを感じていたのですが、正直舐めてました。最高に好きな作品です。本気のパロディ、SF設定と物語の融合、そしてラストシーンの神演出と、まとまりよりもエネルギーの大きさが優る名作です。ガイナックス関連で一番好きだった王立宇宙軍を越えました。
それと、いままで手が出なかった『オトナ帝国』も初めて観ました。これも傑作です。主人公はほぼヒロシで、夢と希望あふれる過去のノスタルジーと、地味だが確実に幸せがある現実世界のはざまで葛藤する姿は、自分の年齢と近いこともあり胸に刺さり過ぎました。
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