歌川広重が安政3年(1856年)から制作した傑作「名所江戸百景」。現代の東京を散歩しながら、同じアングルを探して写真におさめみました。
111景 目黒太鼓橋夕日の岡
当時の目黒川は、今より少し左岸側を流れていたようです。そこに石積みのアーチ状の橋がかかっていました。太鼓に似ていたので名前は太鼓橋です。
現在の橋は直線上の鉄橋ですが、橋の側面にはアーチ状の石造りを模した飾りがつけられています。写真で見て左側に目黒雅叙園がありますが、その敷地にはこの浮世絵を思わせる古い椎の木が今も立っています。
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