歌川広重が安政3年(1856年)から制作した傑作「名所江戸百景」。現代の東京を散歩しながら、同じアングルを探して写真におさめみました。
116景 高田姿見のはし俤の橋砂利場
手前の神田川にかかった橋が面影橋で、奥に進んで小さく見える橋が姿見橋です。面影橋は今も同じ場所にかかっています。浮世絵は俯瞰の構図を想像で描いていますが、奥に山々が見えます。どの山を描いたのでしょうか。
浮世絵のタイトルにあるように、このあたりでは当時砂利を取っていたそうです。いまではコンクリート護岸で、そんな面影はまったくないですが。
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