歌川広重が安政3年(1856年)から制作した傑作「名所江戸百景」。現代の東京を散歩しながら、同じアングルを探して写真におさめみました。
23景 目黒千代が池
この場所には島原藩主の別荘があって、立派な庭園があったそうです。崖には滝が流れていて、その水が千代が池という池に落ちていたようです。南北朝時代に千代という名の人が身を投げたという伝説から名付けられたそうです。
当時は美しい庭と富士山も見える良い景色だったのでしょうが、今や崖の下は住宅が立ち並んでいて、面白みがない風景になってしまっています。
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