歌川広重が安政3年(1856年)から制作した傑作「名所江戸百景」。現代の東京を散歩しながら、同じアングルを探して写真におさめみました。
79景 芝神明増上寺
増上寺は浄土宗の大本山で、徳川家の菩提寺だったそうです。それだけに門も本堂もかなり大きくて立派です。絵にはお参りを済ませて帰路につく人達が描かれていますが、みんな笑顔で楽しそうです。当時はお参りもレジャーの一つだったのでしょう。
今も大門は健在ですが、道行く人は変化していて、外国人観光客の割合がとても多いです。お寺と東京タワーのコラボは、外国人にとってはなかなか良い画じゃないでしょうか。
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