歌川広重が安政3年(1856年)から制作した傑作「名所江戸百景」。現代の東京を散歩しながら、同じアングルを探して写真におさめみました。
86景 四ッ谷内藤新宿
内藤新宿は甲州街道の最初の宿場です。この絵の地点は甲州街道と青梅街道が分かれる追分付近です。現在はマルイ本館のある新宿三丁目交差点のあたりです。ここから東側の皇居方面を見た構図です。
手前に馬の脚をアップで書く構図は斬新でかっこいいですが、今回はこの馬を現代の乗り物に置き換えて撮影してみました。こうして見ると、時代は変わり景色はアスファルトと自動車とビルに置き換わっていても、なんとなく当時の雰囲気を残してますね。
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