歌川広重が安政3年(1856年)から制作した傑作「名所江戸百景」。現代の東京を散歩しながら、同じアングルを探して写真におさめみました。
98景 両国花火
隅田川の花火は飢饉と疫病の慰霊がきっかけで1733年から始まったそうです。この橋は両国橋で、北側の右岸から見た構図です。花火を見るために多くの船が川に浮かんでいます。当時花火を上げていた玉屋と鍵屋の名前を叫ぶ風習が今でも残っているのがすごいですが、今はもうほとんど言う人はいないかも。花火の日に撮影できれば最高なんですが、あの人混みを想像すると足が向きません・・。
今回の写真は、江戸東京博物館で開催された大浮世絵展を見に行くついでに撮ってきたんですが、今回の「両国花火」を含めて名所江戸百景の本物がいくつか展示されていてテンションあがりました!
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